伊奈学園中学校へ進学

N・Aさん

小2から憧れ続け、叶えた伊奈学園中合格!

小3から入塾し、合格を目指して勉強

長い間ずっと憧れてきた志望校。しかし、その道は決して平坦ではなく、時には諦めたくなることもあるでしょう。それでも学年が上がるごとにその想いを強め、合格を実現したN・Aさん。
Nさんが伊奈学園中に行きたいと思ったのは、小2のとき。小学校で実施していた学年の枠を超えて班で活動する取り組みで、同じグループの中に親切で勉強もできる先輩がいました。その先輩が伊奈学園中に進学したことで、Nさんはとても興味を持ち、学校について調べる中で自分自身も行きたいという気持ちが高まっていきました。「小3になったときには母の勧めで入塾しました。もちろん、伊奈学園中に進学するための学力をつけたかったからです。授業がわかりやすく、明るい雰囲気がすぐに気に入りました。そして、塾に通う中で基礎学力も少しずつ身についていったように思います」とNさんは振り返ります。
小5から伊奈学園中講座を迷わず受講。憧れの先輩もここで学んでいたことを以前から知っていたので、絶対に行こうと決めていました。

苦手な理数科目の宿題は2周やることを習慣に

地元の駅から週に1度、電車で上尾まで通う生活が始まりました。平日は家の近くの校舎で学び、休日はボーイスカウトの活動などで忙しい日々を送っていたNさんでしたが、新たに伊奈学園中講座で学ぶことは、まったく苦ではありませんでした。それは伊奈学園中に合格するという強い意志があったからです。
「ただ、学習内容は今まで習ってきた基礎的なものよりも難しく、最初はついていけるか不安に感じていました。でもずっと勉強してきた校舎と同じく、わかりやすい授業なのですぐに慣れて、上尾に通うことも楽しみになってきました」
そんなNさんが目の前に壁を感じたのは、小6になったときでした。「伊奈学園中講座で学ぶ生徒も増え、確認テストの成績でクラスや座席順位が入れ替わるようになり、いよいよ入試のある学年になったことを実感しました。そういった中で焦りを感じていたのだと思います。得意だった国語や社会の勉強には力を入れていましたが、いつの間にか算数のわからない問題は、手がつけられないようになっていたのです」とNさん。1学期の中盤では座席順位が下がり、やがてクラスも移らないといけない状態になりました。「母からも叱られました。ずっと私の夢が叶うように応援してくれていたので、とても申し訳なく思いました」
そんなNさんの想いを受け止めながら、じっくりと今までどのように学習してきたかを聞いた我妻校長。ここから挽回を図るために理系科目については宿題を2周行おうと提案しました。そのアドバイスを素直に実践しはじめたNさん。最初は想像以上に時間がかかりましたが、2度同じ問題に向かうことで解き方もわかることで苦手意識が薄れていき、それと比例するようにクラスや席順も戻っていきました。

わからない問題は質問し、早めに解決

夏になると待っていた、夏合宿。いつもと違う環境の志賀高原で勉強することが楽しみになり、Nさんは予習も意欲的に取り組んでいきます。「予想以上にたくさんの参加者がいて、新しい仲間との交流もできてワクワクしながら学習しました。確認テストも順調に合格し、自分としては納得のいく順位で終えることができました」成績アップに勢いをつけていったNさん。しかし、2学期になると不安も今まで以上に強くなっていきました。
「ずっと行きたいと思い続けてきた伊奈学園中の入試まであと数か月しかない現実を考えると、決して今の学力で満足していいとは思えなくなっていました」
授業は今まで基礎を中心にした土台固めが中心であった内容から、伊奈学園の過去問やその傾向に合った問題を解いていく応用に移り、問われる内容も記述式が多く難しくなっていました。
そんなNさんがその頃に心がけていたのは、記述問題に強くなるためにしっかり自分で考える習慣を持ち、思考力を強化していくこと。また、予習などでわからない箇所があったときは、決してそのままにせず、授業前に教師に質問することでした。そして、その際はどういった箇所がどのようにわからないかを的確に伝えられるよう、ポイントを整理してから質問するようにもしていました。

励みになった仲間や両親の応援

それでも秋が深まり、冬が近づいてくると入試の不安を感じたNさん。「そのときに励みになったのは友だちの応援でした。また両親はわざわざ勝負運に強いとされるお守りを買ってきてくれたのです。支えてくれる仲間や親がいてくれることの有難さが身に染みるようにわかりました」
ラストスパートで大きく自信をつけたのは正月特訓です。そこでは伊奈学園中の過去問を中心に学習が行われましたが、スムーズに解くことができました。
そして、迎えた一次試験の当日、受検者の多さに一瞬圧倒されそうになりましたが、胸の中には「絶対に合格してみせる」という強い信念が燃えていました。一問一問、試験問題に挑む中で一歩一歩憧れていた学校に近づいていく手応えも感じたのです。
無事、一次試験に合格したNさんは面接である二次試験を受検。志望理由なども我妻校長と相談しながらまとめていたため、高い評価を得ることができました。また予想外な質問に対しても伊奈学園中講座でしっかり面接練習をしていたため、慌てることなく明確に答えることができました。
結果は合格。Nさんはずっと憧れ続けて一度も諦めなかった伊奈学園中で、充実した中学校生活を過ごしています。