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[中学受験コラム]

2021年 難関校の入試動向を探る

2020/09/03

男子編

 難関校入試は、男子では2月1日の立教新座からスタートします。
 慶應志木は2020年度には2月6日に1次試験を実施。近年、倍率は3倍台後半で推移していましたが、受験者の51人減で、倍率は3.6倍→3.5倍と若干低下。ただ2021年度も大幅な倍率ダウンは生じないでしょう。
 早大本庄の学科試験は例年2月9日です。2020年度は2次試験(面接)を廃止しました。
 同校の男子枠では、近年の倍率3倍台から2019年度に受験者増で4.2倍に上昇。2020年度も受験者は約131人増となるも、合格者が目立って増員され、倍率は3.4倍にダウンという結果になっています。
 2月10日は都内私立の一般入試開始日で、最難関の開成などが試験を行います。開成では2017年度以降、受験者が少なめで、倍率は2019、2020年度に3倍を切って2.8倍が続きました。
 慶應義塾(1次)は以前には12日校でしたが、2017年度から2月10日に。多くの10日校との競合により受験者の規模が縮小しており、2020年度は1141人。このため、2017年度以降の倍率は2倍台にとどまり、2020年度は前年と同じ2.6倍で、以前に比べ低めの傾向です。
 10日校の早稲田実業の男子枠も、慶應義塾との競合が響いて2017・2018年度に受験者急減、倍率は2018年度に2.2倍までダウン。しかし、2019年度に反動(受験者増)が起き倍率3.4倍とかなりアップ。2020年度には受験者58人減となり倍率は3.1倍とやや低下しました。
 一方、例年2月11日の早大学院では2011年度以降、倍率2倍台で推移しています。2020年度は前年並みの受験者数で、倍率は前年と同じ2.6倍に。
 国立校(例年13日)では、筑波大附属の男子は2017〜2019年度の倍率3.5倍前後から2020年度は受験者30人増により4.0倍とやや上昇。
 東京学芸大附属の男子は、2019年度に受験者増と合格者数の大幅な削減で倍率5.7倍に急上昇。しかし2020年度は受験者43人減、合格者も多めに出され倍率は3.9倍に下がっています。

女子編

 女子を募集する難関レベルの高校は少なめという現状です。しかし、その中でもできるかぎり多くの難関校を連続受験して、合格の可能性をより高めましょう。
 スタートは、例年2月9日に学科試験を行う早大本庄です。同校では2020年度に2次試験(面接)を廃止しました。
 早大本庄の女子枠は近年、倍率3〜4倍台で推移しています。その中で2019年度に4.9倍まで上昇。ただ、2020年度は受験者65人増ながらも、合格者をかなり増員したため倍率4.0倍に下がりました。2021年度も「倍率4倍台」の激戦を想定しておきましょう。
 2月10日は例年、慶應女子、早稲田実業が試験を行います。
 慶應女子では2016〜2018年度の倍率3倍台前半から、2019年度に3.7倍に。2020年度は受験者のやや減少などで倍率3.3倍となりました。
 一方、早稲田実業の女子枠は2015〜2017年度に倍率3倍程度だったのが、2018年度に4.1倍、2019年度に4.4倍と厳しさを増し、2020年度は受験者の微増、合格者数の削減により5.0倍と「5倍台」にアップ。このため、2021年度には敬遠層が出るかもしれません。
 難関進学校の豊島岡女子は例年2月11日です。近年、倍率は2倍前後が続いており、2020年度には1.8倍でした。比較的低めの倍率とはいえ、合格難易度は高く、もちろん油断は禁物です。なお、同校は2022年度から高校募集を停止し、中学募集のみとする予定です。
 国立校(例年13日)のお茶の水女子大附属は2015〜2019年度に倍率3倍台で推移。2020年度は受験者が少なめで倍率2.5倍にダウン。
 筑波大附属の女子は2016〜2018年度の倍率3.0〜3.5倍から、2019年度に2.9倍に下がり、2020年度は受験者減で2.7倍に。この反動の倍率上昇に注意を。
 一方、東京学芸大付属の女子は2019年度に受験者急増、合格者の大幅減で倍率5.3倍と急激にアップ。ですが2020年度は受験者60人減、合格者増員により倍率3.9倍まで緩和しました。


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