下赤塚校
★必見★ 2010年度都立高校入試 さっそく分析!(英語)
2010/02/23
2月23日(火)、東京都立高校の一般入試が行われました。
こうゆうかんでは、さっそく都立入試の分析を致しました。
第1弾として私から、英語(共通問題)を挙げさせて頂きます。
(総評)
●大問4、小問数23の構成は6年連続。設問形式も今までと大幅な変化はない。レベルは昨年度よりやや難しく、平均は50点台前半と予想される(昨年度平均は54.2点)
●特に大問1の問題B、大問4の問4は、例年並みに正解者が少ないと予想される。
●「聞く」「読む」「書く」力を見る問題が満遍なく出題されている。文法的な知識を問う問題はほとんどない。読解重視の入試であることが、都立英語の最大の特徴。
(各論)
●大問1 リスニングテスト
問題Aは3つの対話文を聞き、それぞれ1問ずつ英問に答える形式。19年→20年→21年→22念と見ると、180語→205語→184語→189語、と推移している。比較的平易な問題のみとなった。こうゆうかん下赤塚校塾生は正解率が98%であった。
<対話文1>は平易。質問Why is the girl lucky?を聞いた後に2回目の本文に戻れば、the last oneが答えになると想像できるだろう。
<対話文2>、これも平易。質問How is the weather in Australia today?に対する解答を選ぶ問題。sunnyが前半に流れるが、質問のtodayが分かっていれば簡単に解答できる。
<対話文3>、内容が面白い。プレゼントをもらってI'm sorryと答えてしまい「なぜそういうの?Thank youでしょ。」という会話のやりとり。質問はWhat should Yuriko say when she is happy to get something for her birthday?と長いのだが、会話の大筋が理解できていれば問題ない。
問題Bは「外国人歌手が生放送のテレビ番組で語っているメッセージ」を聞いて、2つの英問に対する英答を書く形式。この4年間で、130語→120語→126語→138語と推移。
<Question1>はWhen did Nancy go to Asakusa?という質問。これは比較的平易であろう。地名と時がたくさん放送されるが、整理して聞き分けよう。
<Question2>はWhat is going to use one of Nancy's new songs?「ナンシーの新しい歌のうちの1つを使う予定なのは何か」という質問。疑問詞自体が主語になる質問であり、なかなか解答は難しいであろう。解答はA Japanese movie.であるが、「movie」と書けば部分点がもらえる学校もあるだろう。
●大問2 小問集合+自由英作文
問1 対話文の適語補充、清掃当番表を見て答える問題。問1は過去4年で、59語→107語→85語→87語と推移。まずGroup Threeがlibraryであることを確認。その後は、この当番表が時計回りであることを読み取れるかどうか。
問2 対話文の適語補充。問2は過去4年で、71語→65語→91語→87語。さらに今年は53語の表がついている。会話内容から2つの展望台のどちらの話をしているか、気をつけながら表を見ていけば答えられる問題。
問3−1 今年もスピーチの要旨把握。過去4年で、163語→175語→155語→158語。解答のポイントは、本文最後から3行目I always remember them when I think of her.の代名詞themが指すものが分かっているかどうか。直前にI was really happy to hear those words.とあるので、those wordsが解答になっているものを選べばよい。
問3−2 自由英作文。「このスピーチを聞いた後で、Harukaに何をしたらよいか助言をする」という設定で、3文の自由英作文。設定が細かいので戸惑った人も多いだろう。本文中には「東京の有名な場所に連れて行く」とあるので、他に日本文化の紹介や、自分の家庭に招く状況が書ければよいだろう。
●大問3 対話文読解
過去5年間で、311語→396語→399語→360語→343語と推移。問5、問6の適語補充が正解率50%未満と予想される。今回の設定は「日本語の意味の違い」を英語を交えて説明していく会話。
問1 下線部解釈。直前のMs.Bakerの会話から推測できる。
問2 内容把握。人物関係をよく把握しよう。
問3 内容把握。「しばしば」とは別の日本語でどういう意味なのか、流れに乗って読解できているかどうかを問う問題。
問4 内容把握。「おもむろに」という意味を教えようとして、立ち上がったり座ったりしている場面であることを理解する。
問5 適語補充。正解率は3,4割であろう。下線部の直前でbe able to answer questions about my own language.と述べている。Ryoheiにとってのmy own languageがJapaneseであることが解答の根拠となる。
問6 適語補充。正解率は2割前後であろう。下線部の2行上にyou can learn new thingsとある。これを元に設問Learning something ( ) about Japanese の空欄がnewであると判断する問題。
問7 内容把握の英文完成。空欄(A)がafter/beforeの補充で、これは会話前半でbeforeであると分かるだろう。後半の空欄English/Japaneseも、この会話がRyoheiであるという前提が分かっていれば比較的平易な問題であった。
●大問4 長文読解総合
過去5年間で643語→593語→583語→634語→632語と推移。設問は大問3よりも難しい出題が多い。特に最後の英問英答は、教育委員会発表の模範解答どおりに正解できた生徒は10%もいないであろう。
問1 下線部解釈。正解率は7割前後か。through my ( )とあるので、何を通して人々を幸せにするのかを読み取る問題。話全般にわたる内容なので比較的解答は容易だろう。
問2−1 内容設問。第一段落の状況がつかめているかを問う問題。
問2−2 内容設問。第二段落の状況がつかめているかを問う問題。
問2−3 内容設問。第三段落にあるとおり、写真がだれを指すのかを把握しているかどうかを問う問題。
問3 内容一致。アはshe knew his nameが誤り。イはcouldn't feel Edwardが誤り。ウはfinish 〜 in one dayが誤りである。
問4−1 英問英答。Why did Ms. Foster say Greg was kind? に対する答え。教育委員会発表の解答はBecause he said he would draw a picture of her and Edward. とあるが、本文を直接引用して Because he said, 'I'll draw a picture of you and Edward.'も正解であろう。こうゆうかん塾生はこちらの解答が多かった。
問4−2 英問英答。Whose photo studio did Greg see? に対する答え。これはMs. Foster's が入っていれば部分点がもらえる可能性がある。
以上
こうゆうかん英語科ヘッド/こうゆうかん下赤塚校校長 神保務


